宮崎県宮崎市で活動中のドッグトレーナー「HTH DOG SCHOOL」の活動ブログです。

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2014年11月24日

訓練と調教

こんばんは



今日の題名はバランスボール運動の記事はお休みして
「訓練と調教」
です。


私の職業名は公的には
「犬の訓練士」
といいます。

そのままですね。
ただ、年配の方には犬の訓練ではなく、犬の調教と言われることが多いです。

「訓練」と「調教」

一般的に動物に対しては
「調教」という言葉を使うことが多いようです。
馬の調教師
イルカの調教師
サーカスのライオンの調教師
などなど


なぜ犬の場合は「調教」ではなく「訓練」というのか?

少し考えてみました。

まずは単純に言葉の意味から

「訓練」
1 あることを教え、継続的に練習させ、体得させること。
2 能力・技能を体得させるための組織的な教育活動のこと。

「調教」
動物を目的に応じて訓練すること。
                       (goo辞書参考)

と書いてあります。
この意味を見るとますます「調教」でも正しいように感じます。


ちなみにですが
私は「調教」という言葉を使われるのはあまり好きではありません。
全く個人的なことですが
「調教」=鞭等を使う(サーカスみたいな)
イメージがあるからです。
しかしこれはあくまでもイメージであり「調教」は必ず鞭などを使うわけではありません。
ただ、どうしても子供のときに見たアニメで、鞭を使って動物を苛めているようなイメージが残っています。
それで言葉として少し苦手です。


英語では「調教」「訓練」
両方ともにtrain が使われます(他の言い回しもある)



ここまで調べてみて言葉的にはどちらの言葉を使ってもOKみたいです。

言葉には必ずどんな人でもイメージというものがあります。
先ほども書いたように私は「調教」という言葉にいいイメージは湧きません。

もしかしたら、昔は「犬の調教」といっていたものがイメージがあまり良くないので現在では「犬の訓練」が使われているのかもしれません。

しかも現在では「訓練」という言葉でさえマイナスイメージをもたれている方もいるようです。

そこで出て来たのは「ドッグトレーナー」です。
横文字になっただけで、なんだか柔らかい感じがします。
英語になっただけなんですけどね・・・


このように言葉の使い方によって印象は随分と変わります。


現代のネット社会
いろんな情報が飛び交っています。
いいことも悪いことも
ネットを使って人を貶めることも出来るような時代です。
犬の訓練についても虐待ではないかとのサイトがあることも事実です。
しかし、
訓練士から見れば何もわかってないで訓練を否定しているなと思います。



「訓練」と「調教」の話からそれていきましたが
言葉だけのイメージだけで判断するのではなく、実際に体験して自分の目で見て判断できるようになりたいですね。
物事の本質を見極められる人間になりたいです。


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